事のはじまりは、ネットでこれを見つけていいなあと思ったこと。お湯と水が出る混合栓+シャワーでこれをお風呂につけたい!さあ!どうする?
はじめはガス給湯器からの配管ってことにビビって業者さんに頼もうと思ってたけど、いろいろ調べていくうちに「ん?できるんじゃない?」と。
集めた部材と工具はこんな感じ。中央の管が今回の主役、フレキ管。写真は練習台。両端についてるのが袋ナット。これをニップルとパッキンで繋いでいく。右上が接続のためのL字ニップル。下がストレート。中央上がパイプカッター。右の黒いのが正式名不明のフレキ管のハネだし器(近所の達人にお借りしました)。
第一の難関は、管の選択。水は普通VP管というビニール管でつなぐらしいけど、今回は水とお湯なのと、加工、設置しやすそうだったのでフレキ管に。このフレキ管と接続用のニップルとかナットがホームセンターに売ってない!1mとか短いセットものは売ってるけど、今回のように4m×2系統となるとネットで買うしかない。しかもサイズ表記が同じものなのにいっぱいあってわからん!!もう既に付いてるものをノギスで測りまくりました!
ステンレス管フレキDA5-13-10ってヤツを
買って、切っていきます。
ヤマ三つをこの道具でつぶして、袋ナットが外れないように加工。つぶす前にナットを通してないとまた切ってやり直しです。
第二の難関。事前につくっておいた木製の立水栓にフレキ管を配管して、お気に入りの蛇口を取付け。って書くと簡単だけどメッチャ苦戦しました。
おしゃれな蛇口に取説なんてついてないし、フレキ管って案外思ったように曲がらないし、バチっと位置を決めるまで何回もやり直してやっと完成しました。
第三の難関。なんだ?こりゃ?な現状の配管。前オーナーがDIYしたものなので、管をたどってみるしかない。ここが水でここがお湯か。ここが直結でここがポンプ経由ね・・・。つないでみたら蛇口の側の接続が逆だったり、水圧が足りなくてチョロチョロだったり、接続用のニップルの数が足りなかったり・・・。あきらめかけたこと3回!
やっとのことで接続したので見栄えと養生は後回し!
お風呂の裏までもってきて、立水栓と接続。
フレキ管を思うように曲げるのも大変だったけどこれ、VP管でやってたらもっと大変だったと思います。コーナーのところ全部で長さ測定、継ぎ手加工、接着をミスなくやらないとイケナイなんて無理!ちょっとでもミスると水がプシャーっと。
位置を決めてデッキに固定。
出たあ~!!!
普通の蛇口じゃなくてこの水の出方に惚れて作り出したのがはじまりだったので、と~っても嬉しかった!何度もやり直してるからネジ止め丸見えだし、せっかくの塗装も剥げてるけど、またあとでパテ埋め、再塗装してきれいに仕上げます!
今回はもう、水とお湯が出ただけで大満足です!
これで水道配管はマスターしました。水漏れにもある程度は対応出来ると思う。ここはパッキンじゃなきゃダメ、ここはシールテープでOKとか、パッキンのサイズ、種類とか締め方とか・・・。
大変だったけど完成すると全てが楽しい思い出になっちゃうからDIYはやめられません!!
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