
年末に部材を調達したり、木材をカットして塗装したりで準備していたサンルームの屋根作りがもう、全然進まない!原因は何?
ひとつめ。準備不足。高所なのに足場を組んでない。近所の人が足場の資材を貸してくれるといってくれたが足場お組むほどじゃないかなと思いやり始めたけど、もろくなった今の屋根に合板をあるだけ乗せて荷重分散してやってるけど、登るの大変!合板をいちいちずらすの大変(写真の手前はこの前つくった屋根。その奥が今回対象の現在の屋根)でとっても効率が悪い

ふたつめ。体力がない。年末にかかった帯状疱疹がまだ治らず、右顔面は風にあたると痛いし、そもそもキャンプ場始めた頃に比べると体力が落ちた。この土台を乗せる基礎。5m×50㎝を深さ15㎝掘って砂利を敷いて水平をとるだけで3日。前は一日で終ってた。

疲れた体を松崎の和みの湯で癒やし。気持ちを取り直してまた作業。

みっつめ。無知。屋根の基準になる桟を一本、15度の角度で設置しようとするが、やり方がわからない。事前に打ち付けた家側の金具に遊びがあって木材を差し込んだだけでは上下グラグラ。根元で1ミリグラグラすると、木材の先の方は数十センチ動く。角度をどう測る?どう仮固定する?おまけに硬くて重い90角の角材が思った以上に反ってたりねじれてたり。どこでどう調整するのが正解?
経験も知識もないからいちいち調べて試行錯誤。

その間にもキャンプ場の運営はやってるので、買い出しに。富士山に元気づけられる!

よっつめ。ひとり作業。4本の柱をたてる。まずピンコロと呼ばれている束石にインパクトドライバーでコンクリートビスを打ち込む穴をあけ(これが大変!モーター焼けそう)金具を設置し、90角の柱と軒材を持ち上げて組み上げる。二人いれば両方の端を持ってよいしょで済むけど、一人だと片方を持ち上げて、仮止めしもう片方をと倍以上時間と手間がかかる。だから、たまに妻が手伝いにきてくれる時は何倍ものスピードで物事がはかどる。

いつつめ。精度が悪い。小屋を組んだ時もそうだったけど、部材を切りそろえる時に1ミリ長かったり、金具を取付けるときに1ミリずれたり、水平垂直を見るときにちょっとのズレを許容したり。
上にいくほどにズレが蓄積されてあるところが1センチずれたりする。ミリはいいけどセンチのずれはまずい!といちいち修正することに。

正月三が日は、驚くほど晴天無風ないい正月だったけど、それから3日絶好の天気、2日強風が繰り返してて屋根に登れない日があったにしてももう半月経ってしまった・・・。
たったこれだけのことを、こんなに長い間、楽しんでしまっていいんだろうか・・・。
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